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関東の大気中セシウムは1970年代のレベル [仕事とその周辺]

久しぶりにCTBT高崎観測所の,大気中放射能のデータを見てみた.相変わらずセシウム137は50〜100マイクロベクレル/立法メートルの値を推移している.物理半減期によってセシウム134はその3分の1ほどだが,確かに観測されており,福島原発由来であることを証明している.
この値は,大気圏内核実験が停止されて放射能が減り続けていた,1970年代のレベルに匹敵する.3.11直前の値と比べると100倍以上だ.(次の2つのグラフ参照.ただし単位は,上がマイクロベクレル,下がミリベクレルに注意.1マイクロ=0.001ミリ.また,目盛りも上が通常,下は対数)
この値が関東周辺だけなのか,それともどのくらい広がっているのか,地方のデータを見つけていないので分からない.応援のクリック歓迎
また,この空気を呼吸することによる発ガンなどの健康被害は,個人で考えれば微々たるものだが,「線形・しきい値なし」仮定を前提に集団線量から計算すれは,やはりそうとう陰鬱な数字になるだろう.
takasaki2015.jpg
3.11以前のデータが広島県のホームページにある.
次は,「平成18年度 第15回広島県保健環境センター業績発表会要旨」にある,松尾健氏の「広島県における環境放射能調査」から図を引用.
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/hec/press-gyoseki005.html
matsuo-tn.jpg

takasakijul26.jpg高崎観測所のもっと以前のデータは,例えば次の記事をご覧下さい.
「CTBT高崎データ,2月17から18日にかけて鋭いセシウムのピーク」(2012年の記事)


1401577.gif11/23追記:3.11前と直後のグラフを,縦軸を揃えて並べました.
beforeafter311.jpg
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