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軍学共同問題についてのスピーチ [仕事とその周辺]

nhkfukuoka-t.jpg1401577.gifNHK福岡放送局がローカルニュースで流してくれました.
“軍事研究”に反対する集会,10月08日 12時36分
http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20161008/3238381.html



img600st.jpg1401577.gif10/16追記:長周新聞10月10日付けが詳細に取り上げてくれました.


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昨日(10/7)軍学共同の問題で九大文系キャンパスで話をしましたが,そのレジュメとスライド,それに「自録り」した音声ファイルをこちらに置きました.
レジュメ(2ページ)
http://ad9.org/blog/mytalks/kyudaihakozaki.pdf
入り口テーブルに置いたプリント(侵略と被侵略,カントの常備軍廃止論)
スライド
http://ad9.org/blog/mytalks/Kyudai161007.pdf
録音(拡張子 mov がついていますが音声のみです)
http://ad9.org/blog/mytalks/801_0406.mov
司会の小早川さんの導入スピーチ
http://ad9.org/blog/mytalks/801_0405.mov
レジュメの5節のところで上映したビデオクリップ(NHKラストメッセージ,湯川秀樹 から約3分)
http://ad9.org/blog/mytalks/yukawa-video-sawada.mp4

録音は約1時間と長いので,興味のある部分だけ聞いて頂けるよう秒単位のインデックスを作りました.下をご覧下さい.(または書式を整えたインデックスを.)
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言い忘れた部分などを後ほど付け加えます.1401577.gif末尾に補足 しました.
私の話の録音インデックスです.

節,項目            時間(分,秒)   対応するスライド
1. 防衛省からの大学への資金枠の拡大. 0’0"        1,2
 アンケートについて        5’40”        3,4
2. アメリカのトップ2大学の例    8’00”        5〜10 関連記事
3. アイゼンハワーの2つの警告    20’52”       11〜13
4. 戦後の日本の学界の姿勢      25’00”       14〜17
5. 科学者,科学界による核兵器批判,抵抗(70 年代まで) 29’15”
 MH計画参加者の罪の意識     34’15”        20
 フランク報告について       34’50”        21
 パグウオッシュ          38’00”
 NHK番組のクリップ        39’55”
6. 科学者,専門家による新しい抵抗の形態
 判事,検事らによる基地封鎖(ムートランゲン) 44’00”    22
7. NVDA(Non-violent Direct Action)
 ファスレーン 365 での Academic Blockade 45’50”  23〜26
 かつての九大での学者による抗議行動     49’40”  27〜28
 ファスレーン 365 での日本チーム      50’30”  29〜32
8. アメリカの道をたどらないためにはどうするか 53’00”  33
 「軍組織に人間関係資本の蓄積を許さない」   57’20”

(学術会議会長私見項目2への批判の部分は言い忘れ.あとで補足発言.)

10. 軍事研究禁止のグローバル化        58’48”   34
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スピーチで言い忘れて,あとで補足発言した部分です.録音していないので,記憶で再現します.
レジュメ8−2の,「学術会議会長私見項目2への批判」についてです.
学術会議,2016年4月総会での会長私見の項目2(小沼,「科学」10月号):
「90%を超える国民が自衛隊に対して好意的な意見を持っているので,少なくとも個別自衛権の観点から,自衛隊の目的にかなう基礎的な研究開発を大学等の研究者が行うことは許容されるべきではないか.」

世の中の議論が「集団的自衛権か個別的自衛権か」というアジェンダ設定にされている.自衛隊がいかに世論の支持があると言っても,違法な(違憲な)ものは違法だ.これはだれが考えても明らかな話だ.政治闘争の統一戦線の観点から一時的に「個別的自衛権」で妥協することはあっても,だからといって個人や個別団体の発言まで縛られる必要はない.もしこのような言わば「九条原理主義」の発言が控えられると,世の中のアジェンダの枠組みがどんどん右側に寄って行く.「左」側の言説のアンカーをしっかり降ろしておかなければならない.
九条擁護派攻撃に「攻められたらどうするか」という議論が使われるが,自国が「攻めたらどうするか」という議論がなされないのはバランスを欠く.この点で,別配布の「数学による平和教育」のプリントを参照してほしい.
同時に,「攻められたらどうするか」という問いかけに,「そんなことはまずあり得ない」というのは答えにならない.逃げでしかない.いかに非軍事・非暴力で国家防衛をするのかという議論が必要だ.時間の関係で,ここでは「代替防衛」(Alternative Defence)というキーワードを提示するにとどめる.これは,憲法学者の伊藤真さんも言っている.(リンク:伊藤氏の久留米での発言1401577.gif(入り口テーブルに置いたプリント)
もうひとつ,これは補足するのも忘れてしまったことですが,映画「ゴジラ」の高い思想性の記事に書いたことです.終了後に近くの中国料理店で関係者4人で一緒に食事をしましたが,その時これを話したら,3人とも全員,全く知らなかったとのことでした.
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