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「主権侵害での自衛隊『活用』」は解釈改憲 [憲法・教育基本法]

sensouhouhaisito9jo-6r.gifこのブログの開設目的に関わる問題なので,再度取り上げます.右は年末31日の「しんぶん赤旗」の連載記事の最終回です(クリックで拡大).ここで自衛隊『活用』が繰り返し正当化されています.タイトルはまさに「自衛隊『活用』と立憲主義」.新しい材料は何もありません.

12月20日のブログ記事で批判しましたし,共産党にも同じ内容のメールを送りましたが,何の変化もないようです.各県の大会でどの程度議論されたか,大変気になります.ネット上でもあまり議論がないようです.

この赤旗の記事はネット上には出されていないようなので,文字化したものを以下に掲載します.
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しんぶん赤旗 2016年12月31日
考 戦争法廃止と憲法9条 (6)
(見出し)自衛隊『活用』と立憲主義

日米安保条約を廃棄し非同盟・中立の日本、を実現しても 「実力組織なしに日本の平和を維持できる」と自衛隊解消の国民合意が成熟するには、なお長期の時間を要します。
その間、万が一、急迫不正の主権侵害や大規模災害などがあった場合には、自衛隊の活用も含めあらゆる手段を使って国民の命を守ることが求められます。憲法を守ることと、国民の命を守ること、さらに国民合意を重視するとを同時に真剣に追求するのが日本共産党の立場です。
自衛隊を憲法違反としながら「廃止までは活用する」というのは、「自ら立憲主義を否定するものだ」「ご都合主義だ」という「批判」や「疑問」があります。

現実を憲法に

立憲主義とは、憲法に基づく政治です。憲法と政治の乖離(かいり)を、政治を憲法に近づける方向で不断に改革する努力こそがその中身です。
戦争法廃止、日米安保条約廃棄で海外派兵体制を解体し、米軍基地の撤去を進め、平和外交を進めることなどは、現実を憲法9条に近づける立憲的な政治そのものです。
こうした立憲的な政治変革の過程で自衛隊の保有・活用を一切認めないとすれば、結局、「自衛隊解消」の国民合意ができるまで一切政権参加しないことになり、立憲的な政治変革を放棄することになります。
一自衛隊の「活用」が憲法と矛盾することは事実です。しかし自衛隊の存在と憲法との矛盾は、自民党政治がつくり出したものです。立憲主義回復の過程で、一定の期間、この矛盾を引き継ぐことは避けられません。

緊急時は当然

同時に、9条を重視する政府が、緊急時に事態の平和的解決に最大限の努力を尽くすことは当然です。非同盟・中立で平和外交を進める日本が、問題の平和的解決をはかることは十分可能です。
非同盟・中立の日本が、9条を生かす外交努力を強め、平和と相互信頼のアジアが形成されていく中で、自衛隊の解消、9条の完全実施が実現されるときがやってきます。
そのとき、自衛隊が蓄積する災害救助などの人道的経験、ノウハウを非軍事の新たな組織に引き継ぐことなどが国民的に議論されるでしょう。
  ◇
9条の完全実施を目指す取り組みは、壮大で豊かな人類史的取り組みです。二つの世界大戦と核戦争の経験を経て生み出された「武力によらない平和」の理念は、対テロ戦争が生み出した「暴力の連鎖」に苦しむ世界に、現実的対案として新たな光を投げかけています。日本における9条の実現を目指す取り組みは、アジアを変え、世界を変える可能性も持っています。
(おわり)
(この連載は中祖寅一が担当しました)
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コメント 1

宗純

この問題ですが、12月20日の『共産党の大会決議案に「自衛隊を活用」が復活』
にコメントしたように、あまりにも深刻過ぎる問題点を含んでいます。
安倍政権成立直後の、あの何が機密なのかが秘密という爆笑特定機密保護法ですが、担当大臣は軍事にも外交にも素人の福島県選出の参議院議員で風評被害担当相の森まさ子。
政府が隠したい秘密とは明らかで、これはフクシマの放射能被害の隠蔽対策なのです。
チェルノブイリで明らかなように、レベル7の核事故では、残念ながら誰かの犠牲的な収束作業が是非とも必要になる。
そもそも原発を持っている国は必ず『命令拒否は死刑か懲役300年』の本物の軍隊を持っている。
あの野田佳彦の冷温停止状態も安倍晋三のアンダーコントロールも真っ赤な嘘。
原発が暴走した時には日本に限らず何処の国でも最後は『軍』の使って何とかしないと、どうしようもない。
共産党(赤旗)には無いも書かないが、もちろん全部を知っているのですよ。知っていて(日本人がパニックにならないよう)黙っているだけなのです。
by 宗純 (2017-01-11 10:14) 

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