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しんぶん赤旗の「風評被害」報道 [メディア・出版・アート]

4月19日(もしかしたら18日)のしんぶん赤旗に,「福島に春の訪れ」と題する福島県・田村郡三春町の「三春滝桜」の記事がある.そのサブタイトルが「観光客減 風評被害続く」となっている.この「風評被害」という言葉が見過ごせず,この記事を書いている.三春町役場の,観光客減についての「風評被害は続いています」という言葉を引いたものだろう.一時的に滞在するだけの観光客にとっては,放射能汚染による被ばくは無視できる程度であり,確かにその意味に限定すれば「風評被害」と言えるだろう(ちなみに三春町の空間線量は0.1マイクロ前後).しかし,サブタイトルに書かれたこの4文字にはそのようなややこしい前提などを含意させることは出来ない.“住民にとっても”放射能汚染は実害ではなく風評被害に過ぎないとの印象を拡散するものだ.
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DSC_0183h.jpg

三春町の現在の空間線量
福島県三春町170419.jpg県都福島市では,環境省が定義する「年間1ミリ」(毎時0.23マイクロ)を超える空間線量を示す地点がある.
福島看護専門学校170419.jpg

107247.jpeg昨年の週刊誌の調査では三春町でも0.27マイクロを記録している.同じく土壌汚染は4万ベクレル/mと,311以前の100倍ほどである.
(右は以下の記事の表の引用)
女性自身 2016年3月8日号
1年前のデータだが,土壌汚染は1年ではあまり減らない*.

このようなデータは,現地で生活を続ける人たちにとっては,日常気にしているわけには行かないものだろう.しかし政府から「自己責任」という言葉を投げつけられる自主避難者に反撃の根拠を与える数値でもあるのだ.応援のクリック歓迎

(参考)311以前の環境放射能データ
1)大気浮遊じん
2)大気浮遊じん,土壌,食品
↑2の原典:第53回環境放射能調査研究 成果論文抄録集 (平成22年度)

* 次の福島県のサイトのトップ項目の資料を参照
放射線関連試験研究成果
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