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"The Cold War and American Science"の第3章 [仕事とその周辺]

cwas.jpgアメリカのトップ大学での軍事研究の歴史の記事で,"The Cold War and American Science"のイントロ全訳を紹介しましたが,第3章の全訳(仮訳)を掲載します.
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MITが慣性誘導などミサイル技術開発に深くコミットしていく様子が活写されています.「デュアルユース」などとカタカナを使うことで軍事研究への敷居を取り払えば,いずれ日本も米国の大学の轍を踏むことになるでしょう.

小見出し
産業界への視線
戦争
ガスタービン研究所
海軍超音速研究所
空力弾性・構造研究所
機器研究所
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3.軍事目的の誘導・制御技術
1958年秋,MITの航空工学主任チャールズ・スターク・ドレーパーは,彼の部局の名前として宇宙時代の到来に先駆けるような新しいものが必要だと考えた.人文社会学部の学部長は,若く優秀な古典学者をその支援に充てた.彼はとても独創的な6つの案を持って来たが,その中にはEuthyphoric(真道飛行科学)工学部やPhoromorphics(無機飛行体構造姿体研究)学部があった.学部長はArchophorology(飛行開始制御科学)学部をドレーパーに推薦したが,「これは君がやろうとしているアイデアに沿うと言うより,ただ,とりあえず面白く思っていることを伝え,またわれわれ人文学の人間は常に工学部のことは中心的な関心事であることを示そうとしたのです」と言い添えた.

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