So-net無料ブログ作成
仕事とその周辺 ブログトップ
前の10件 | -

佐賀大学退職金裁判,高裁判決へのコメント [仕事とその周辺]

(以下は,佐賀大学教職員組合のニュース向けに作った文章ですが,紙面の都合から実際に掲載されることになったのはこれを半分ほどに短縮したものです.そこでもとの長い原稿をブログで公開します.組合ニュース向けの謝辞などはカットしています.実際にニュースに載ったバージョンは後ほど公開予定です.)応援のクリック歓迎

退職金裁判高裁判決について
                  元理工学部教員 豊島耕一
佐賀大学を退職した2013年の11月に佐賀地裁に提訴,4年後の今年3月に判決があり,原告敗訴となったため福岡高裁に控訴していました.その高裁でも11月10日に控訴棄却の判決となりました.しかし判決文全39ページのうち,裁判所自身の考えを述べた実質的な部分はわずか4ページ余りに過ぎません.その主要部分である「争点1」の「本件退職手当規程の改正が従業規則*の不利益変更として合理性を有するか」についての文章は正味4ページに満たないわずか100行です.地裁判決のこれに対応する部分が9ページ弱,232行の半分以下,書いてある内容も地裁の文章を簡略コピペしたようなもので,あらためて批判文を書く必要もないようなものです.到底受け入れられるものではなく,上告することにしました.

「国立大学法人」の独立性を否定
そのような判決文ですが,いくつか気づいたことを書いてみたいと思います.

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

佐賀大学退職金裁判,リンクまとめ [仕事とその周辺]

佐賀大学退職金裁判の高裁判決(11/10)に対して,上告することにしました.私自身の整理のためにも,関連リンクを以下に時系列でまとめます.(ページから文書への2段階でなく,直接それぞれの文書にジャンプできるよう再度整理したいと思っています.)応援のクリック歓迎
urlの最後の数字列が年-月-日を示します.

提訴声明 http://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2013-11-07

原告/被告準備書面 http://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2014-08-21

2014年10月〜2015年4月の法廷文書(地裁) 
http://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2015-04-24

地裁判決の主要部分 http://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2017-03-25

地裁判決へのコメント http://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2017-04-20

控訴理由書 http://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2017-06-27

控訴審書面 http://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2017-09-15
 被告準備書面(1).原告準備書面(1)
 紙の現物イメージ:被告準備書面(1)原告準備書面(1)

控訴審書面 その2 http://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2017-09-16

高裁判決文 文字化 http://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2017-11-15
nice!(0)  コメント(0) 

退職金裁判高裁判決(敗訴) [仕事とその周辺]

先週金曜(11月10日)に,福岡高裁で退職金裁判の判決がありました.控訴棄却,つまり原告(控訴人)敗訴の結果でした.判決は,まず結論ありきというような内容で,全39ページのうち,裁判所の考えを述べた部分は5ページにも満たず,それも単に被告(被控訴人=大学)の言い分を単になぞるような,お粗末なものでした.
次に原本のままのイメージpdfと,html化したものを公開します.
http://ad9.org/pegasus/UniversityIssues/taishokukinsaiban/appeal/kousaihanketsu-msk.pdf
http://ad9.org/pegasus/UniversityIssues/taishokukinsaiban/appeal/fhcj.htm

不当な判決なので,当然上告したいところですが,他の考慮要素もあり,検討中です.

関連記事:退職金裁判1審判決1審判決について控訴理由書控訴審書面控訴審書面 その2

以下は判決文の目次です.

 (マル囲み数字は文字化けを起こすため,「マル1」,「マル2」等と標記)
目次(カッコ内は原文の頁)
主文 (1)
事実及び理由 (1)
第1 控訴の趣旨 (1)
第2 事案の概要 (2)
 1 前提事実 (2)
 2 関係法令の定め等 (6)
 3 争点及び争点に関する当事者の主張 (9)
 (1) 争点マル1(本件退職手当規程の改正が就業規則の不利益変更として合理性を有するか。)について (9)
  (被控訴人の主張) (9)
  (控訴人らの主張) (16)
 (2)争点マル2(被控訴人が本件退職手当規程の改正を労働者に周知させたか。)について (22)
  (被控訴人の主張) (22)
  (控訴人らの主張) (23)
第3 当裁判所の判断 (23)
 1 認定事実 (23)
 2 争点マル1(本件退職手当規程の改正が従業規則の不利益変更として合理性を有するか。)について (34)
 3 争点マル2(被控訴人が本件退職手当規程の改正を労働者に周知させたか。)について (38)
 4 その他 (38)
第4 結論 (39)
nice!(0)  コメント(0) 

大学設置分科会委員の個人責任 [仕事とその周辺]

文科省のサイトに今月10日付けて,加計学園獣医学部を認可した答申を含む記事が掲示されている.
平成30年度開設予定の大学の学部の設置等に係る答申について

これを実質審議した「大学設置分科会」の会議がいつ開かれたのかを電話で直接問い合わせたが,まだ公表していない,とのことだった(なぜ公表できないのか異様).

これだけ問題の多い学部の設置がなぜ可とされたのか,どのような議論がされたのか,いずれ議事録の公表が待たれるが,それを待たず,委員個人はそれぞれの責任を明確にすべきだろう(末尾文科省サイトにある名簿を転載.1401577.gif13時21分追記:NHK報道によると「実質的に審査したのは文部科学省の大学設置審議会の専門委員会」とある.そこでこの委員会の名簿を文科省に尋ねたところ「準備中.近く公表」とのこと.しかしその「親委員会」はやはり上記の「大学設置分科会」とのことなので,このメンバーも責任がある.)
つまり,この案件について賛否何れの態度を取ったか明らかにすべきだ(説明責任).秘密にすべき理由などないはずだ.応援のクリック歓迎

メンバーには当然大学関係者も多く含まれるが,これまでの筆者の教授会での経験などから,きちんと採決を取らず,あいまいな「全会一致」で決めたのではないかと想像する.反対意見の者は「どうせ反対しても少数で,意味がなかった」と,投票を要求しなかった言い訳にするかも知れない.しかしそれは個人責任を曖昧にする,文字通り言い訳に過ぎない.

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

退職金裁判,控訴審書面 その2 [仕事とその周辺]

続きです.原告準備書面(2),次いで被告準備書面(2)と続きます.
(後者は,画像データからの読み取りのため,誤字が残っているかも知れません.)
応援のクリック歓迎
紙の現物イメージ:原告準備書面(2)被告準備書面(2)

------
原告準備書面(2)
------

平成29年(ネ)第345号 退職手当請求控訴事件
控訴人  豊島耕一 外1名
被控訴人  国立大学法人佐賀大学

準 備 書 面 (2)

2017年(平成29年)9月8日
福岡高等裁判所第4民事部ト係 御中

控訴人ら訴訟代理人弁護士 東島浩幸
    同        桑原 健
    同        梶原恒夫
    同        八木大和

第1 はじめに
 本件訴訟においては、被控訴人が、退職手当規程を一方的に不利益に変更したことについて、「高度の必要性」あったかどうかが主要な争点になっている。そもそも、就業規則の不利益変更は、原則として労働者の合意がなければならい(労働契約法9条本文)。もっとも、その例外として、労働条件変更の必要性、変更後の規則の労働者への周知、就業規則変更後の不利益の程度、労使の交渉の経緯等、厳格な要件を満たす場合にのみ、合意なき変更がみとめられているにすぎない(同法9条ただし書き、同10条)。就業規則の一方的な不利益変更がこのような厳格な要件の下でのみ許容されるとする過去の最高裁判例及び労働契約法の法体系に鑑みれば、同法10条に定める要件を満たすことの主張と立証は、被控訴人において行われなければならない。

そして、本訴訟で争点とされている改正後通則法50条の10第3項の解釈及び考慮要素の検討については、本件退職手当規程の不利益変更について労働契約法10条の要件、すなわち「高度の必要性」を満たすか否かに関わるものであるから、被控訴人において合理的な主張と立証が求められている。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

退職金裁判,控訴審書面 [仕事とその周辺]

9/20に控訴審の公判口頭弁論が開かれます.遅くなりましたが,控訴理由書以降の控訴人,被控訴人の書面を順次公開します.(以下,原告,被告と呼ぶこともあります.現在,原告書面2,被告書面2まで.)
どれだけ多くの人に注目してもらえるかは裁判官の判断に影響すると思いますので,法廷文書だけでは分かりにくいかと思いますが,ご支援(≈注視)をよろしくお願いします.
応援のクリック歓迎
(第一審の文書はこちら判決について控訴理由書)

まず,被告準備書面(1)です.次いで原告準備書面(1)と続きます.
紙の現物イメージ:被告準備書面(1)原告準備書面(1)

---------
平成29年(ネ)第345号 退職金請求控訴事件
控 訴 人 豊島 耕一 外1名
被控訴入 国立大学法人佐賀大学


被控訴人準備書面 (1)

平成29年7月10日

福岡高等裁判所 第4民事部ト係 御中

被控訴人訴訟代理人 弁 護 士 青山 隆徳
        同 弁 護 士 平山 泰士郎

続きを読む


コメント(0) 

映画会でのトーク [仕事とその周辺]

qbeq170730.jpg昨日(7/30),放射能市民測定室・九州(Qべク)主催の『内部被ばくを生き抜く』上映会があり,上映後のトークイベントに参加,鎌中ひとみ監督と対談しました.そのとき話題にした3つについて,説明資料などにリンクします.応援のクリック歓迎


nrn.jpg「集団線量」という概念の隠蔽について

「国民放射能近隣度」
  メモ(理系向き) 図は右の画像を
 クリック,2〜3ページ目です.

カリウム40とセシウム137の違い

退職金裁判,控訴理由書 [仕事とその周辺]

退職金裁判の件,明日(6月28日)午前11時に,福岡高裁で控訴審が開かれます.
控訴理由書も一月前に提出していたのですが,ブログへの転載が遅くなってしまいました.以下にpdfを,またこの記事でもhtmlで公開します.
http://ad9.org/pegasus/UniversityIssues/taishokukinsaiban/appeal/kousoriyuusho-taishokukin.pdf
長いので,要約を作る予定です.以下のhtmlは整形が不十分なので,あとで修正します.
応援のクリック歓迎
なお,法廷終了後近くで報告集会が開かれる予定です.
[他の法廷文書など]

目 次

続きを読む


政党演説会で4分の原発問題スピーチをしました [仕事とその周辺]

末尾 に演説会のあり方についてコメント.1401577.gif注2 で揚水発電所を含む全発電所データにリンク.
-----
昨日,佐賀で共産党の演説会があり,東京から穀田国対委員長が,国政選挙,地方選挙の候補者らが演説をしました.私は依頼されて原発問題のスピーチをしました.注文は3〜5分ということでしたが,4分30秒に収まりました.再生可能エネルギーの量と電力貯蔵能力,ウランの資源量など,すこし違った角度からの,あまり言われていない内容と思うので,アップロードすることにしました.こちらは自席に置いたレコーダーでの「自録り」です.
http://ad9.org/blog/mytalks/y2017/higashiyokabunkah170521.mp3

以下はその書き起こしです.応援のクリック歓迎

続きを読む


浪江町森林火災による大気中放射能の増加 [仕事とその周辺]

浪江町森林火災はまだ鎮火していないようだ.この影響によると見られる大気中放射能の増加を福島県が観測している.応援のクリック歓迎
afterfire.jpg
火災前に比べて約10に,8日は100倍に上昇していることが分かる.(縦軸の目盛りが一桁違うことに注意)
beforefire.jpg
(原子力規制庁の発表)
この火災前の濃度にしても,311以前に比べるとほぼ100倍の値である.集団線量はとてつもなく上昇している.
呼吸による内部被曝の評価は,ICRP-Publication72(1995年)が一応の基準となろう.
(上のグラフを書いたエクセルシートです.整っていませんが,再加工などにご利用下さい.)
 http://ad9.org/blog/nuclear/y2017/forestfire-fukushima.xlsx
-------
データの出典
福島県 http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/ps-kukan-monitoring.html
    http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/215419.pdf
原子力規制庁(火災前)
 http://radioactivity.nsr.go.jp/en/contents/12000/11281/24/222_20170424.pdf
参考(当ブログ記事)
    関東の大気中セシウムは1970年代のレベル
    大気中放射能濃度の測定は空間線量より1万倍も高感度
前の10件 | - 仕事とその周辺 ブログトップ