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佐世保での散弾銃殺人事件,メールリストへの投稿 [社会]

佐世保での散弾銃殺人事件(メディアでは散弾銃乱射事件)へのリベラル系,左派系のブログの取り上げ方が鈍いので,市民運動系の二つのメールリストに,問題提起の意味で次のような投稿をしました.
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佐世保の散弾銃殺人事件での警察とメディアのあり方--硝煙反応の未開示

(名乗り部分省略)
警察を,国家権力の道具からその本来あるべき姿,つまり市民の安全に奉仕する組織にできるだけ近づけることは,市民や市民運動の重要なテーマだと思います.その意味で,先週末に起こった佐世保での散弾銃殺人事件(メディアでは散弾銃乱射事件)にまつわる警察とメディアのあり方は,重要な問題を提起しており,放置することはできないと思います.それだけでなく今回は,警察の態度に(少なくとも情報開示の面で)誰が見ても明らかに異常な点があり,しかもそれが公然の事実であるため,非常に追及しやすくなっています.

警察の態度の異常さとは,事件後一週間も経つのに,しかも容疑者をほぼ犯人と断定的に扱っているにもかかわらず,その具体的証拠を何ら示していないということです.その最たるものは,容疑者の体や着衣の硝煙反応について,未だに何らの発表もしていないということです.事件と容疑者とを結びつける最大の,しかも決定的証拠となりうるものと思われますが,これについて,昨日(22日),ある全国紙の長崎支局に確認したところ,未だに警察から何らの発表もなく,その予定も示されていないというのです.私はこのこと自体が大きなニュースであるとすら思います.

メディアはそのことに全くと言っていいほど触れることなく,周辺的な,状況証拠的な情報ばかりを大量に流しています.いずれも馬込容疑者を犯人と印象づけるようなものばかりが選ばれているように思われます.ところが,たとえばこの「硝煙反応」のような基本的な事実については全く無視しています.善意の,あるいはメディアリテラシーを意識しない視聴者は,そんなものはとっくに調べがついているのだろうと想像するかも知れません.このような状況は危険なことです.

他にもこの事件ではいくつかの疑問点が解明される必要があります.
1)容疑者の司法解剖の結果
2)当初「犯人が立てこもっている」と報道されたが,その情報の出所と事実
3)事件前に現場近くに止まっているのを目撃された「黒のワゴン型の乗用車」と車内の四人とは誰だったか(容疑者の車は「白いバン」)
4)警察の監視下にあったはずの教会敷地でなぜ容疑者が自殺できたのか(警察は暗視ゴーグルも持たなかったのか?)
5)教会敷地で発砲音がして死体発見までなぜ2時間近くもかかったのか

容疑者死亡ということで,この事件の真実が法廷で明らかになる機会が来ないかも知れません.多くの人の記憶が鮮明な今の時間が極めて重要です.

この事件では長崎新聞のサイトに多くの記事がまとめられています.
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/saseboransya/index.html
拙ブログにも書いておりますのでご覧下さい.
http://blog.so-net.ne.jp/pegasus/


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コメント 2

will-1976

コメントとトラバを頂きました、will-1976です。

まず硝煙反応に関してですが、これは所謂銃口から飛び散った火薬のカス
等に含まれる残留物の亜鉛酸を主に検出しています。
今回の犯人が使用したのが散弾銃ですから、結構な範囲に散らばるでし
ょうし、裁判等ではあくまで傍証としてしか効力を持たないと考えます。

その上でyamamotoさんのおっしゃる1から3までの項目に関しては、
きちんと警察側からの発表がなされるべきものと私も考えます。

ただ、4の暗視装置に関しては、福岡県警のSAT等ならばともかく、
所轄単位では保有していないかもしくは保有していても第1世代等の
夜のバードウォッチングの役にも立たないような代物しか無いのではと
考えます。ですので、遠巻きに囲んでの監視と言う事しか出来なかった
のでしょうし、また警察側の火力が拳銃のみであるのに対して、相手は
ショットガンを持っている訳ですから、ある程度慎重にならざるを得なか
った結果として遺体発見まで時間が掛かってしまったのではないかと
推測します。

本来であれば、長崎県警単独での処理は難しい事案だと、早期に判
断して、福岡県警のSATなり、警視庁のSATなりを増援として受け入
れていれば、犯人の逃亡と自殺と言う2重の失態を起こさなくても済ん
だのでは無いかと私は考えています。
by will-1976 (2007-12-28 00:36) 

yamamoto

「フルフェースのヘルメット」と「シルバーグレーのダウンジャケット」が見つかったという情報がまだ出てきません.これらが馬込容疑者のものであることが確認されなければいけません.
朝日新聞2007年12月14日22時23分のネット記事に,「氏名不詳の30〜40歳の男性で、体の4カ所に被弾している」というのがあったそうで,文脈からしてこれは亡くなった藤本さんとは別人のようです.次のブロガーによると,この記事はすぐに削除され,「グーグル規制もされている」とのことです.
http://kaikitantei3.blog114.fc2.com/blog-entry-4.html
少なくとも,容疑者の遺体と,ジャケット以外の着衣から硝煙反応が確認されることが「必要条件」ですね.これなしで記者団が納得してしまって終わり,ではいけません.コメントありがとうございました.
by yamamoto (2007-12-28 13:00) 

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