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週刊金曜日の室井佑月・古賀茂明対談 [メディア・出版・アート]

「週刊金曜日」の12月22日号に、室井佑月・古賀茂明対談が掲載されている。興味深いやりとりがある。数カ所引用しよう。(1401577.gif追記あり)
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報道ステーションでの“I am not Abe”事件
そうしたら発言した瞬間、『報ステ』の中村直樹編集長に「古賀は万死に値する」とショートメールが送られてきた。発信者は菅義偉官房長官の秘書官、中村格。後に警視庁刑事部長になって、さっき出た山口敬之の逮捕を握りつぶした人です。それで報道局や政治部長、お偉いさんが集まって、「どうしよう、どうしよう」と大騒ぎ。番組の真っ最中ですよ。
この件については、当時ブログ記事を数件書いている。
I AM NOT ABE, I AM ARTICLE 9 (2015年1月24日 )
鉄は熱いうちに打て — 古賀茂明氏の勇気ある告発 (4月3日)
言論抑圧疑惑は内閣打倒のきっかけにならないのか? (4月6日)
行儀の良さよりも「結果責任」を (4月13日) 応援のクリック歓迎

人質事件が転機
人質的件を「これはまずい」と言った中東専門家たちは、ほとんどすべての番組から消えたから。でいろんなキャスターが言い始めるんです。「日本は一致団結してテロリストと戦わなきゃいけない。政権批判してる場合じゃない」って。今振り返ると、あそこがターニングポイントだったと思います。
古賀 ともあれ、大手メディアがサラリーマン体質だという構造を、安倍さんたちはうまく使ってる。これ見よがしに幹部と仲良くすると、愚かにも幹部が「私は安倍さんと仲がいいんです」って社員に見せつける。早河会長はその典型。社内の飲み会で「わーっ、総理から電話がかかってきちゃった」と嬉しがる、みたいな。昔なら、正義感をもってこのネタをやりたいって記者がいると、守ってくれる報道局長や上司がいたんです。今は違う。
 →報道関係者はほとんど大学でそのための専門教育を受けていない問題とも関連する。「テレビ報道職についての重要な分析」参照。
室井 高市早苗前総務相の電波停止発言があったじゃない。あのときこそマスコミは共闘して、「止めるなら止めろ!」と闘ってたら、違ってたと思うよ。
古賀 みんなで抗議して、「3日間放送を止めます」とか。KBS(勧告放送公社)でも、大統領府の意を受けた社長が報道現場に圧力をかけた事件があったけど、マスコミが横につながって市民も立ち上がって社長を解任に追い込んだ。ところが日本は逆。望月さんが官邸で頑張って質問すると、記者クラブの連中が集まって、「あいつとんでもねえ」って排除するわけ。
 →関連記事 韓流ドラマ「ピノキオ」に見る韓国テレビメディアの気骨
室井 そういう話を聞くと、望月さんもそうだけど、女の方が強くない?
古賀 組織に埋没しにくいんですよ。男社会のおかしなところにも気づきやすいし。性の方が会社を超えた横の連帯もあるよね。
室井 男ってぐずぐず悩んで、「俺はこう思うんだけど組織はこうだから、やるにしても、今じゃないんだ・・・」とか言うじゃない。古賀さんみたいに闘わないで。
 →かつて、左翼には「力関係を無視して動いてもムダ」というような言い方もあった。
室井 芸能人やテレビ局の人は今、菅さんとかに、“おもてなし”されて、どんどん右に変わっちゃうから、もう寂しくて。仲のいい人がみんな消えていくからさ。

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