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マイケル・ムーアの「華氏119」 [メディア・出版・アート]

数日前にレイトショーで見ました.凄い映画です.次の「ニュース23」の番組がこの映画を最もよく紹介しています.


最も強く印象付けられたのは,行動する若者や教師たちの「熱さ」です.若者の銃規制要求デモがこれほどの規模だったとは思いませんでした.また,映画で紹介される教師のストライキは日本では全く報道されていないため,事実そのものを知りませんでした.いかに報道が歪められているかの見本のようなものです.

一見「反体制」に見える政党や政治家も実は支配者とつながっている,ないしは本気で抵抗していない,ということを暴いています.どこの国でも当てはまることでしょう.野党支持者も幹部への「おまかせ」は禁物.

何よりも,観客に行動すること,参加することを要求する映画です.これを上の「ニュース23」の番組はよく捉えていました.その最後の部分を転載します.番組制作者自身,多分その気になったから,あえて収録したのだと思います.
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インタビューの最後,記者に向かってこう呼びかけました.
「みんなでやるんだ.
アメリカだけの話じゃない.あなたの国でもそうだ.
あなた自身も椅子に座っている場合じゃない.
みんなでゲームに参加するんだ.」
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11月4日の毎日新聞日曜版では,東大の藤原帰一氏が紹介していました.
「華氏119 偏見と差別解き放たれ、ナチスに重なる米国」
https://mainichi.jp/articles/20181104/ddv/010/070/015000c

この記事の最後は,ニュース23とは違って行動を求める締めくくりではなく,次のように単なる世界の「観照」の言葉になっています.
「・・・偽善を排除するだけでは、偏見と差別と悪を解き放つだけで終わってしまう。トランプ氏を大統領とするアメリカの、そして世界の不幸を噛みしめる作品です。」

レイトショーだったとは言え,観客はわずか5名ほど.土曜日だったにも関わらず.それでも政治に関心のある人は見に行くでしょう.その人たちが政党や団体の幹部への「おまかせ」の危険性に気づけば,そして自ら行動することの重要性に気づけば,この映画の効果は大いにあったということになるでしょう.
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大学破壊に加担する「リベラル派」 [メディア・出版・アート]

1日の毎日新聞から:
京大吉田寮退去通告
「大学自治」の危機 石原俊
・・・今や多くの大学では憲法が保障する最低限の教授会自治も風前のともしびであり、さらに教育内容にまで国家の直接介入が始まろうとしている。だが皮肉なことに、「大学の自治」を旗印にそうした介入に反対している「リベラル派」の京大総長や副学長こそ、自治寮廃寮を進め、学内の立て看板(タテカン)設置を厳しく制限した総責任者なのだ。・・・
このように,一見「リベラル」が弾圧側に回るのは,京大に限ったことではないようです.もちろん,無教養な大学幹部による破壊はもっと多いと思われます.しかし最悪なのは,これに抵抗しない一般の教員たちです.(5日一部修正,追記)
mainichi181101yoshidaryo.gif
追記:当ブログを「寮」で検索したリストです.ただし2006年以降.新しい順.
九条擁護の集会を開いても憲法原則の蹂躙に目をつぶったら偽善
さっそく学生自治への攻撃
教授会の異変
法政大学法学部と東北大学理学部で間もなく教授会
法政大学法学部教授会は処分決めず.本日午後は東北大学理学部教授会
法政大学文学部教授会が学生3人を退学処分に
東北大学有朋寮,今度は高裁が「強制執行停止決定」
こんどは法政大学で言論弾圧
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