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映画「主戦場」 [メディア・出版・アート]

shusenjo-people.jpgミキ・デザキ監督の「主戦場」(The Main Battleground of the Comfort Women Issue)、すごい映画だ。従軍慰安婦(性奴隷)肯定派・否定派をスクリーン上で対等に議論させ、本音を言わせている。政治的な忖度も遠慮もないこんな映画を日本の作家が作れるだろうかと思った。(そう言えば映画「靖国」も外国人の監督作品だった。)最後には安倍晋三氏の「正体」にまで迫っている。

慰安婦問題での天皇(昭和天皇)の責任も追及している。亡くなったら罪も消える、ということはないだろう。逆の、冤罪の人が亡くなったら無罪で名誉回復させる必要はない、とはならないのと同じだ。

日本の若い世代がこの問題を全くと言っていいほど知らない。教科書から「慰安婦」が消されたためだ。教科書検定が一層不透明化され、教科書会社が自己検閲して載せないようにしたからだ。重大問題である。

「沖縄スパイ戦史」と並んで、多くの人に見てもらいたい映画だ。
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リンク:文春オンライン従軍慰安婦をテーマにした話題作『主戦場』で“あんなインタビュー”が撮れた理由
1401577.gif福岡はKBCシネマ.少なくとも28日までは上映.
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「年金払えないのに戦闘機買うな」 [メディア・出版・アート]

秀作。ツイッターから。
https://twitter.com/kunipaddler/status/1137699730899685376
D8nr369VUAEJo2z.jpg
1401577.gifあんまり感心したので、デモなどで「再現」できるよう、カードを正面から見た画像に変換しました。
指を残したバージョンと、消したバージョン(明度・彩度アップ)です。(クリックで拡大)
D8nr369VUAEJo2z-regular.jpg D8nr369VUAEJo2z-regular-c.jpg
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「一揆」を素材にした小説 [メディア・出版・アート]

「一揆」を素材にしたドラマが不在だと従来から言い続けていましたが、ごく最近創作・発表されていました。帚木蓬生の『天に星、地に花』は、このブログでも最近頻繁に触れている、久留米藩の宝暦一揆をテーマにしたものです。発表が2014年、文庫化が2017年、気づくのが少し遅れました。作家は同郷の筑後地方、しかも高校の(かろうじて)先輩ということで、たいへん誇らしい思いです。
数日前に本を買ったばかりで、読むのはこれから。文学賞を取った時のインタビュー記事に「歴史小説の執筆動機は『庶民書かない作家への腹立たしさ』」とあります。これはまさに私の長年の「恨み」でもありました。
DSC_3857c.jpg
ten-ni-hoshi-t.jpg
前の記事の中に紛れ込ませて紹介した高齢者学級のプリントは、この小説の発表の2年前ということになります。何か繋がりがあるかも知れません。
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1401577.gif関連情報:「帚木蓬生 久留米藩三部作の世界」小郡市大板井の野田宇太郎文学資料館で6月11日まで(西日本新聞、5月31日)
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まもなく公開の映画「空母いぶき」について [メディア・出版・アート]

かわぐちかいじのコミック「空母いぶき」*が映画として間もなく公開される.映画というものは買ってみないと分からない商品だが,原作コミックの最新刊・第12巻を読んでみて,自衛隊賛美,南西諸島の軍事要塞化を後押ししかねないものになると予想する.戦闘シーンはもっぱら,戦闘機による「綺麗な」空中戦ばかり.隊員らもあくまでも凛々しく描かれている.小西誠氏が指摘する「国営ブラック企業」ぶり,幹部養成機関の暴力文化などとは全くの別世界である.

この巻の最後の方で,囚われの身となった島の住人に隊員が救出予告を密かに知らせに来るシーンがあるが,「戦時に軍隊は住民を守らない」という常識からあまりにもかけ離れたエピソードであり噴飯ものである.小西氏によれば,「自衛隊制服組の資料では『島嶼防衛戦は軍民混在の戦争』になり、『避難は困難』と明記されている」とのことである(週刊朝日2018年11月9日号**)さらに,連載している「ビッグコミック」最新号でのこの映画の宣伝マンガでは,F35の露払いまでやっている.
12-187.gifbc190525p12h.jpg 自衛隊合憲化どころか,「専守防衛」概念の拡大,南西諸島の軍事要塞化の正当化のための,一大イデオロギー装置になると予測する.「戦争発言」で十字砲火を浴びている丸山議員の,「戦争で領土を取り戻す」という(関連記事),まさにそのことを描いた話ではないか.

* 『ビッグコミック』(小学館)にて,2014年24号から連載中.
** https://dot.asahi.com/wa/2018103000012.html?page=2

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ロブ・ライナー監督「記者たち」 [メディア・出版・アート]

久しぶりに映画館に足を運んだ.福岡,KBCシネマで3/29からロングラン中の「記者たち」.911の後,ブッシュが「大量破壊兵器がある」と言いがかりをつけてイラクに戦争を仕掛けたが,その政府の嘘を暴いた中堅新聞社「ナイト・リッダー」の記者たちの奮闘を描く.実話にもとづく,素晴らしく骨太なドラマ.「絶賛」の言葉を惜しまず使いたい.
http://reporters-movie.jp
ウイークデーの昼間の1回だけの上映.それでも30〜40人ぐらい入っていた.映画が終わったあとのけっこう長いエンドロールの間中,だれ一人席を立たなかった.ずっしり来るものを反芻する時間.

この映画が描く範囲の外ではあるが,一つだけ問題が残る.「イラクに大量破壊兵器はなかったのに戦争を始めてしまった,それはとんでもない」ということなのだが,では,もし大量破壊兵器があったのなら戦争はオーケーだったのか?もちろんそんなバカなことはない.このことをはっきりさせておかないと,核を実際に持っている北朝鮮に対する戦争は正当化されてしまう.もちろん,アメリカを含め核兵器国に対する戦争も同様に・・・.

真実に迫ろうと戦う多くの記者たちを励ます映画だろう.他方,疑問も持たずに政府発表を垂れ流すだけの,記者会見でもタイピストでしかない大手メディアの人たちは,この映画をどう見るのだろうか?見ようともしないかも・・・.

佐賀はシアター・シエマで26日から.
DSC_3773.jpg
1401577.gif4/28追記:朝日の編集委員・大野博人氏が、この映画について書いています。
(日曜に想う)政治がルール無視する時代 編集委員・大野博人
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週刊金曜日の望月・池田対談ほか [メディア・出版・アート]

1229.jpg「週刊金曜日」4月19日号のメディア特集は圧巻です.ぜひ購入して読んで下さい.特集冒頭は,東京新聞の望月記者と,NHKで「慰安婦」問題のドキュメンタリーを作って安倍一派の圧力を経験した,元NHK職員の池田恵理子さんの対談.16ページ最下段から引用:
池田:定年退職してから9年経ちますが、在職中からNHKの内部はひどいと思っていたのに、後輩たちは「今はもっとひどくなった」と言っています。外部と接触がある職員や「要注意人物」をマークする「NHK公安」みたいな組織があるようで、内部通報が奨励され、自粛、萎縮、自主規制が強まっているのです。まるで、治安維持法下の隣組みたいな雰囲気です。
img043-444h.jpg
放送に関しては,BPOは何をしているのか,問われなければならない.
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ザ・ドキュメンタリー このままでは終わらせない…“森友事件”のいま--テレ東 [メディア・出版・アート]

テレ東自身がYouTubeにアップロードしています。スタッフにエールを送ります。

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テレ東27日午前3時25分:ザ・ドキュメンタリー 職員自殺から1年 ~森友問題を終わらせない…~ [メディア・出版・アート]

1401577.gif3/28追記:テレ東自身がユーチューブで公開しています。
https://www.youtube.com/watch?v=J9_6FipHS20
https://www.tv-tokyo.co.jp/documentary_190326/
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録画予約しましょう。この時間帯は現場スタッフと局幹部とのせめぎ合いの結果?
tereto-moritomo.jpg
この番組のページ
残念なことに、福岡のTVQは放映しません。
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メディア人が立ち上がる [メディア・出版・アート]

国境なき記者団の声明から:
首相官邸は記者の質問が「事実に基づく」こと、かつ「正確」であることを要求した。 この要求は、これらがジャーナリズムの仕事における二つの本質的な特徴であるという事実に照らせば、ほとんど侮辱に等しいものである。
このメッセージを含むスピーチが首相官邸前の集会で国境なき記者団日本特派員によりなされました.テキストはこちら


同じ集会を報じるしんぶん赤旗です.左:3/16,右:3/15.この両日とも,毎日には一行もありませんでした.
akahata190316reportersprotest.jpgakahata190315reportersprotest.jpg

こちらは海外,御用メディアに抗議して放送局に乱入.NHKニュースに対してはこれぐらいやらないと思い知らないのではないか.3/18のしんぶん赤旗から.
akahata190318belgrad.jpg
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NHKニュースがつい本当のことを言ってしまう--放射線量の基準 [メディア・出版・アート]

1401577.gif3/14 7:40 この記事のフェイスブックでのシェア投稿に対して、コメントも「いいね」もできない、という異常が続いています。8:00現在、フェイスブックの投稿もできず、メッセンジャーも開かないという状態。→昼ごろ正常に戻りました。
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NHKニュースが、一般人に許される放射線量の基準のことでつい本当のことを言ってしまった。昨日(3月12日)のニュースウオッチ9で有馬キャスターが福島第一原発に入ってレポートしていたシーンである。

(有馬キャスターのナレーション)
・・・放射線量を抑えることができたからなんです。
ただ、放射線量を測りますと、130マイクロシーベルトを超えました。
一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる、1ミリシーベルトに8時間弱で達するレベルなんです。

(有馬キャスター)
「放射線量が高いですね。」
(東電職員)
「そうですね。放射線を発するがれきがまだ・・・」
ところが、政府が進めている帰還政策は年20ミリシーベルトまで我慢しろ、というものだ。上の、有馬キャスターの、全く正しいナレーションにある「一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる1ミリシーベルト」には、この環境では1年の20分の1、つまり3週間弱で達することになる。

同じNHKで2年前に放送された「おはよう日本」では、この年20ミリシーベルトを「国際的な放射線防護の基準の中でも最も厳しい」という政府の嘘をそのまま流し、年1ミリシーベルトという基準については全く隠蔽している。
ohanichi0.jpg

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